1. 鏡を見るたび気になる、目元の小さな変化
「最近、目元が疲れて見える」「笑いジワが気になってきた」——そんな小さな変化に気づいたとき、多くの人が手に取るのがアイクリーム。でも、種類が多すぎてどれを選べばいいのかわからない、本当に効果があるのか不安、という声もよく聞きます。
目元の皮膚は頬の約3分の1の薄さで、とてもデリケート。だからこそ、適切なケアが大切になります。この記事では、アイクリームの基本から選び方、おすすめアイテムまで、目元ケアの「なぜ?」「どうやって?」にお答えします。忙しい日々でも続けられる、あなたにぴったりのアイケアを見つけてください。
2. アイクリームの選び方
なぜアイクリームが必要?普通の保湿クリームとの違い
目元の皮膚は他の部位と比べて特殊な構造をしています。皮脂腺が少なく乾燥しやすい、真皮が薄くハリを失いやすい、筋肉の動きが激しくシワができやすい——これらの特性に合わせて開発されているのがアイクリームです。
一般的な保湿クリームとの違い
- 成分濃度:美容成分をより高濃度で配合
- テクスチャー:薄い皮膚にも負担をかけない軽やかさ
- 安全性:目の近くでも安心な低刺激処方
- 浸透性:デリケートな目元にもしっかり浸透する設計
悩み別:こんな症状にはこの成分
乾燥・小じわが気になる人
- セラミド:肌のバリア機能をサポート
- ヒアルロン酸:水分保持力に優れ、ふっくら感をキープ
- コラーゲン:ハリと弾力の維持に
- レチノール:ターンオーバーを促進し、小じわにアプローチ
クマ・くすみが気になる人
- ビタミンC誘導体:メラニン生成を抑制し、明るい目元に
- ナイアシンアミド:血行促進で青クマにも効果的
- カフェイン:むくみを軽減し、すっきりとした目元に
- アルブチン:色素沈着にアプローチ
たるみ・ハリ不足が気になる人
- ペプチド系成分:コラーゲン生成をサポート
- プラセンタ:肌再生力を高める
- エラスチン:弾力性の回復に
- DMAE:引き締め効果が期待される成分
年代別おすすめ成分
20代:予防重視
- 保湿成分中心(ヒアルロン酸、セラミド)
- 軽やかなテクスチャーで毎日使いやすいもの
30代:初期エイジングケア
- レチノール配合で小じわ予防
- ビタミンC誘導体でくすみ対策
40代以降:本格エイジングケア
- ペプチド、プラセンタなど高機能成分
- 濃厚テクスチャーでしっかり保湿
選ぶ時に注意したいポイント
避けたい成分(敏感肌の場合)
- 強いレチノール:初心者は濃度の低いものから
- 香料・着色料:刺激の原因になることも
- アルコール系:乾燥を招く可能性
テクスチャーの選び方
- ジェル系:さっぱり、浸透が早い(朝のメイク前に◎)
- クリーム系:しっとり、保湿力高め(夜のケアに◎)
- 美容液系:軽やか、重ね付けしやすい
3. おすすめアイクリームランキング TOP12
【総合1位】資生堂 エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム S
価格: 約6,380円(15g)
特徴: 純粋レチノール配合で薬用シワ改善。とろけるような使用感で肌になじみやすく、目元だけでなく口元にも使用可能。
おすすめ悩み: 小じわ・乾燥
口コミ: 「3ヶ月使って笑いジワが目立たなくなった」「テクスチャーが良くて毎日使いやすい」
【プチプラ1位】セザンヌ リンクルホワイトアイクリーム
価格: 約3,244円(17g)
特徴: 6種のペプチド+セラミド配合で高保湿。プチプラながら本格的なエイジングケア成分を配合。
おすすめ悩み: 乾燥・初期エイジングケア
口コミ: 「この価格で本当にいいの?というくらい優秀」「べたつかないのにしっかり保湿」
【デパコス1位】SK-II R.N.A.パワー アイクリーム ラディカル ニュー エイジ
価格: 約18,700円(15g)
特徴: SK-IIの代名詞「ピテラ」+RNアーキテクト配合。目元の複合的な悩みに多角的にアプローチ。
おすすめ悩み: ハリ不足・総合的なエイジングケア
口コミ: 「高いけど効果を実感」「目元がふっくらしてキメも整った」
【乾燥・小じわ部門1位】ポーラ リンクルショット メディカル セラム N
価格: 約14,850円(20g)
特徴: 日本初承認のシワ改善有効成分「ニールワン」配合。真皮まで届いて根本からシワを改善。
おすすめ悩み: 深いシワ・表情ジワ
口コミ: 「半年でほうれい線が薄くなった」「目尻のシワが気にならなくなった」
【クマ・くすみ部門1位】アテニア アイ エクストラ セラム
価格: 約3,352円(15g)
特徴: 目元の3大エイジングポイント「窪み」「ゆるみ」「くすみ」にトリプルアプローチ。コスパ優秀。
おすすめ悩み: クマ・くすみ・ハリ不足
口コミ: 「目の下のクマが薄くなった」「明るい目元になった気がする」
【敏感肌部門1位】キュレル アイゾーン美容液
価格: 約9,120円(20g)
特徴: セラミド機能成分配合で敏感な目元もやさしくケア。無香料・無着色・アルコールフリー。
おすすめ悩み: 乾燥・敏感肌のエイジングケア
口コミ: 「刺激ゼロで安心」「乾燥による小じわが気にならなくなった」
【ハリ・たるみ部門1位】コスメデコルテ iP.Shot アドバンスト
価格: 約11,000円(20g)
特徴: 独自のリポソーム技術で美容成分を角層深部まで浸透。即効性とエイジングケア効果を両立。
おすすめ悩み: たるみ・ハリ不足・疲れ目
口コミ: 「使った翌朝から目元がピンとする」「疲れた印象が和らいだ」
【オールインワン部門1位】無印良品 エイジングケア薬用リンクルブライトクリームマスク
価格: 約1,590円(80g)
特徴: ナイアシンアミド配合でシワ改善と美白効果。大容量で全顔使用も可能。
おすすめ悩み: 小じわ・くすみ・コスパ重視
口コミ: 「大容量で惜しみなく使える」「シンプルで続けやすい」
【夜用特化部門1位】資生堂 バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4
価格: 約13,200円(15g)
特徴: レチノール+4MSK配合で夜のスペシャルケアに。シワ改善と美白のW効果。
おすすめ悩み: 深いシワ・色素沈着
口コミ: 「夜だけの使用で朝の肌が変わる」「目元が明るくなった」
【即効性部門1位】コーセー ONE BY KOSE ザ リンクレス
価格:約3,850円(20g)
特徴:医薬部外品、ナイアシンアミド配合でふっくら効果
コスパ重視の方におすすめ
【自然派部門1位】ヴェレダ ざくろ アイクリーム
価格: 約2,880円(12ml)
特徴: オーガニック認証取得。ざくろエキス+植物オイルで自然に目元をケア。
おすすめ悩み: ナチュラルケア志向・軽度の乾燥
口コミ: 「自然な成分で安心」「優しい使い心地で肌に負担がない」
【韓国コスメ部門1位】AHC(エーエイチシー)エッセンシャル リアル アイクリーム
価格: 約2,500-3,500円(30ml)
特徴: コラーゲン・エラスチン・ペプチドを贅沢に配合し、弾力アップとリフトアップ効果が期待できる
人気の理由: 韓国でアイクリームといえば「AHC」というほど知名度の高い定番アイクリーム
4. 悩み別・年代別おすすめ
20代:予防ケアで未来の肌を守る
おすすめアイテム
- セザンヌ モイスチュア リッチ エッセンスアイクリーム
- 無印良品 エイジングケア薬用リンクルケアクリームマスク
- キュレル アイゾーン美容液
ケアのポイント
保湿を中心とした予防ケアが重要。まずは乾燥による小じわを防ぐことから始めましょう。軽やかなテクスチャーで毎日続けやすいものを選んで。
30代:初期エイジングケアをスタート
おすすめアイテム
- アテニア アイ エクストラ セラム
- 資生堂 エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム S
- AHC(エーエイチシー)エッセンシャル リアル アイクリーム
ケアのポイント
小じわやくすみが気になり始める年代。レチノールやビタミンC誘導体配合のアイテムで、積極的なケアを始めて。朝晩の使い分けも効果的です。
40代以降:本格エイジングケアで若々しい目元を
おすすめアイテム
- ポーラ リンクルショット メディカル セラム N
- SK-II R.N.A.パワー アイクリーム ラディカル ニュー エイジ
- 資生堂 バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト4
ケアのポイント
深いシワやたるみには高機能成分が必要。少し投資をしても、効果の高いアイテムを選びましょう。夜のスペシャルケアとして集中的に使うのがおすすめ。
悩み別セレクト
目の下のクマが気になる人
- アテニア アイ エクストラ セラム(血行促進成分配合)
- カフェイン配合のアイテムでむくみ解消も
乾燥による小じわが気になる人
- 資生堂 エリクシール シュペリエル エンリッチド リンクルクリーム S
- ヒアルロン酸+セラミド配合で集中保湿
まぶたのたるみが気になる人
- コスメデコルテ iP.Shot アドバンスト
- 引き締め効果のあるペプチド配合アイテム

5. アイクリームの効果的な使い方
基本の塗り方
- 適量を手に取る:米粒1粒程度(約0.1g)が目安
- 両手で温める:手のひらで軽く温めて浸透を高める
- 目頭から目尻へ:薬指で優しくトントンと馴染ませる
- 上まぶたも忘れずに:眉下からまつ毛の際まで丁寧に
- 最後にハンドプレス:手のひら全体で包み込んで浸透させる
使用タイミング
朝のケア
洗顔 → 化粧水 → 美容液 → アイクリーム → 乳液 → 日焼け止め
夜のケア
クレンジング → 洗顔 → 化粧水 → 美容液 → アイクリーム → クリーム
やってはいけないNG行為
- 強くこする:薄い皮膚を傷つける原因に
- 量を使いすぎる:目に入ったり、ニキビの原因になることも
- 目のキワまで塗る:粘膜に近づけすぎないよう注意
- 上下同時に塗る:皮膚を引っ張ってしまう可能性
効果を高めるプラスアルファ
温感マッサージ
アイクリームを塗る前に、温めた手のひらで目元を軽く温めると血行が良くなり、成分の浸透がアップ。
ツボ押し併用
こめかみや眉頭の骨のくぼみを軽く押してあげると、疲れ目にも効果的。アイクリームの浸透も促進されます。
アイマスクとの併用
週1〜2回、アイクリームを塗った後にアイマスクを使用すると、より集中的なケアができます。
6. よくある質問(Q&A)
Q: アイクリームはいつから使い始めるべき?
A: 予防ケアとして20代後半から始めるのが理想的。ただし、乾燥や疲れ目が気になったら年齢に関係なくケアを始めてください。
Q: 一つで朝晩使っても大丈夫?
A: 多くのアイクリームは朝晩使用できますが、レチノール配合のものは夜のみ推奨の場合があります。使用前に説明書を確認しましょう。
Q: 効果はどのくらいで実感できる?
A: 保湿効果は即日、小じわの改善は2〜4週間、本格的なエイジングケア効果は2〜3ヶ月の継続使用が目安です。
Q: 敏感肌でも使える?
A: 敏感肌向けに開発されたアイテムも多数あります。パッチテストを行ってから使用し、刺激を感じたらすぐに中止してください。
Q: マスカラやアイシャドウが崩れやすくなる?
A: 朝の使用では軽いテクスチャーのものを選び、しっかりと肌に馴染ませてからメイクをすれば問題ありません。
Q: 目に入ったらどうする?
A: すぐに大量の水で洗い流してください。刺激が続く場合は眼科を受診しましょう。
7. まとめ
「鏡を見るたび、目元が気になって仕方がない」そんな悩みを抱える女性にとって、アイクリームは心強い味方です。20代の予防ケアから40代以降の本格エイジングケアまで、年齢や悩みに合わせて選べば、毎日のケアがもっと楽しくなるはず。
大切なのは、自分の肌状態と向き合って、続けられるアイテムを見つけること。プチプラでも十分効果的なアイテムがたくさんありますし、投資する価値のある高機能アイテムもあります。価格ではなく、あなたの肌と生活スタイルに合うかどうかで判断してください。
目元は表情の要。丁寧にケアを続けることで、きっと自信にもつながるはず。今日から始める目元ケアで、5年後、10年後の自分にプレゼントを贈ってあげましょう。





